提供可能な医療行為

当院では様々な診療が行えます

通院が困難な在宅診療の対象となる患者様を対象として、当院では内科、循環器内科、心臓血管外科、消化器内科、消化器外科、ターミナルケア（緩和ケア）、訪問歯科など、様々な診療に対応いたします。ここではそれぞれの診療内容などをご案内いたします。

内科

主に急性疾患を中心に診療するのが内科です。風邪（鼻水・鼻づまり、咳、痰、喉の痛み、発熱）やインフルエンザをはじめ、突然の腹痛、嘔吐・吐き気、下痢といった消化器症状、動悸がする、息苦しい、胸痛があるといった循環器症状など、専門領域にこだわらず、内科全般を幅広く診ていきます。
また、慢性疾患と呼ばれる長期の治療期間が必要な病気についても診療いたします。例えば、日頃の偏食・過食、運動不足、喫煙・多量の飲酒、過剰なストレスなどの不摂生なライフスタイルがきっかけとなって発症する生活習慣病（糖尿病、高血圧、脂質異常症、高尿酸血症、睡眠時無呼吸症候群など）や頭痛、貧血、便秘のほか、花粉症、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、じんましん等のアレルギー疾患なども診療範囲となります。

循環器内科

循環器とは心臓や心臓から送られる血液の経路、いわゆる血管のことなどを言います。この心臓や血管で起きたとされる病気や症状を薬物療法など用いて内科的な治療を行うのが循環器内科です。主に狭心症、心筋梗塞、心臓弁膜症、心筋症、不整脈、高血圧症、動脈硬化、動脈瘤といった心臓や血管に起因するとされる病気を中心に診療いたします。

心臓血管外科

当院では循環器内科を診療いたしますが、特に下肢静脈瘤の治療や手術後のケアにも対応いたします。また、補助人工心臓を装着されている患者様につきましては、補助人工心臓にまつわる日々のメンテナンス（電源管理、皮膚貫通部のケアなど）や投薬管理なども対応可能です。

消化器内科

人間には口から肛門まで一本の管でつながっている消化管という長い管があるのですが、その管の中で構成されている食道や胃、小腸、大腸などに生じた異常や疾患、さらに消化管に関連する臓器（肝臓、胆道、膵臓）についても診療するのが消化器内科です。
例えば、急な腹痛、嘔吐・吐き気、下痢といった症状につきましては、ウイルスや細菌による感染胃腸炎なのか、日頃からの食生活の影響か、あるいは消化器疾患による何らかの症状なのかなど、あらゆる可能性を排除することなく、診察、検査、治療をしていきます。

消化器外科

食物を摂取して、消化、吸収、排泄までを1本の長い管（消化管）で行われるわけですが、この管内で構成されている各器官（食道、胃、大腸、小腸、肛門 など）のことを総称して消化器と言います。消化器外科では、この消化器や食物の消化と吸収、排泄をサポートする臓器で起きたとされる何らかの症状や病気について外科的治療を行っていきます。
簡単な痔の処置やジオン注射療法による内痔核手術に対応するほか、胃ろうや腎ろう、人工肛門を装着されている患者様の日々のケアも対応いたします。その他、消化器にまつわる手術を行った後の創部管理や周術期管理にも対応可能です。

ターミナルケア（緩和ケア）

癌になると外科手術や薬物療法などの治療が必要となるケースがほとんどとなります。初期の段階ならば殆ど痛みを感じないことが多いですが、進行するにつれて痛みが出現してきます。そのため、患者様は原疾患自体の症状のほかに、痛みや倦怠感などさまざまな身体的症状や、落ち込み、悲しみなどの精神的苦痛を経験するようになります。緩和ケアは、そうした身体的・精神的な苦痛をやわらげ、患者様のQOL（生活の質）を高め、人間らしさを保って生きていただくためのケアです。従って、直接の治癒を目指す治療とは一線を画します。

訪問歯科

訪問歯科診療とは、介護を受けている方やお体が不自由で歯科医院への通院が困難な方などのご自宅や介護施設に専門スタッフが訪問し、歯科治療を行うサービスです。
住み慣れた空間での受診は患者様の心身にわたる負担を軽減できるほか、ご家族様の通院介助に要する負担も解消します。
当院では、訪問診療の専門スタッフが専用のポータブルユニットを持参して治療にあたりますので、院内における治療とほぼ同レベルの対応が可能です。

在宅診療をご検討されている方へ

当院の在宅診療をご検討の方で、診療にあたっての疑問点などがあれば、以下の「よくあるご質問」ページのQ&Aをご覧ください。また、「お問い合わせ」ページからお問い合わせいただくことも可能です。

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医療・看護・福祉関係者の方へ

医療および看護、福祉関係者の皆さまで患者様の訪問診療などをご検討の方は、以下のページもご覧ください。当院で提供できる医療行為の詳細をご案内しております。

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